驚愕した親戚のお葬式。

私が数ある大阪の専門施設を家族葬から選ぶなら今まで参列した葬儀で、経った一度だけ驚愕した葬儀がありました。
大阪で時系列順の家族葬から1周忌までのチェックリストは母方の祖母のきょうだいが亡くなった時で、祖母はすでに他界していたので母と私が葬儀に参列しました。
私がそれまで見てきた葬儀は、たくさんの綺麗な生花が飾られ、お坊さんが亡くなられた方にお経を拝読するというものでした。故人へ感謝の気持ちを伝える家族葬は大阪フローラルホールでこの時の葬儀は場所も古くて薄暗いところで、部屋も本当に狭くて驚きました。更に飾られている花は数本ですべて造花でした。見てすぐに造花だとわかったので、かなり雑な作りでした。そしてお経が始まるといったときに、お坊さんの姿が見えないのになぜかお経が聞こえてきました。どこから聞こえているのだろうと辺りを見渡すと、部屋の隅に古いラジカセがあり、そこからお経が流れていました。
周りの方はどのように感じられたかはわかりませんが、私は本当に驚いたのとショックな気持ちでいっぱいでした。母は幼少期に、その亡くなられた方から可愛がってもらっていたので、とてもショックだったようです。帰宅してから憤りの言葉を口にしていました。
あとから聞いた話によれば、亡くなられた方の息子夫婦がお金に貪欲で、葬儀にはお金をかけたくなかったそうです。
私としては二度と足を踏み入れたくない葬儀でした。