お葬式後の失敗体験と学び

私は身近な人が亡くなるという経験があまりなく、それに伴ってお葬式やお通夜とも縁遠い人生でした。しかしそれも結婚し、新たな家族ができることによって変化してきました。私の親戚はほとんどいない、もしくは疎遠な状態だったのですが、妻方の親戚は人数が多く、1年のどこかの行事、例えばお正月には20~30人ほど集まるくらい仲のいい状態でした。そのため、親戚の誰かが亡くなると当然お通夜やお葬式をします。私が初めてお葬式に参加したのも妻方の親族の一人が亡くなったときでした。お葬式事態が初めてのことだったので、どのような流れでやるか、いろいろ調べて妻方の家族にも教わりながら当日を迎えました。読経を聞く、御焼香をあげるなど基本的なことは対応でき、特に困ることもなくお葬式は終わりました。あー、よかった。と心のなかで一安心し、そのままみんなでご飯を食べようとなりました。そこで喪主の方が挨拶をしてお食事が始まるという感じだったのですが、こういうときの「乾杯」のことを「献杯」ということを知らず、妻が「献杯だよ」ということをなにその言い方と半笑いで聞いていました。実際に喪主の方が「献杯」というのを聞いてほんとなんだ…。と恥ずかしくなりました。妻にも申し訳ない気持ちになり、事前にいろいろと調べたことだけでは足りなかったのだと痛感しました。知らないことはちゃんと受け止めて、後々困らないようにしたいものです。